【フェイスリフト】【切開リフト】
＊本人の希望
頬のタルミを改善したい
＊施術概要
この方のお顔で加齢現象を最も感じさせる部分はフェイスラインです。
フェイスライン（アゴ～耳のライン）から首にかけて、頬のお肉の下垂によりかなりだぶつきが見られます。
症例５の７０代女性と同じように、頬のSMASと首の広頚筋のSMASを同時に引き上げました。
皮下の剥離範囲も基準よりもやや広めに行いました。
加齢とともに頬のタルミが進行すると、ホウレイ線やマリオネットラインが深くなるだけでなく、最も顕著に現れるのがフェイスラインの崩れです。
さらに進行すると、首やアゴ下までだぶつきが現れてきます。
だぶつきが見られると脂肪吸引を希望される方がいらっしゃいますが、さらにタルミが大きくなってしまうので逆効果です。
術後はフェイスラインの凸凹が無くなり、スッキリと綺麗なフェイスラインになりました。
（当院が開業して最初のフェイスリフト（切開リフト）のモニターさんなので写真の種類が少なく、１方向のみの写真でのご説明になってしまいました）
＊リスク、その後の経過
術後の腫れは３日間がピークで、１週間で約８０％引きます。
人によって内出血（青あざ）することがありますが、１週間前後で消えていきます。
傷跡は耳の付け根、ギリギリの部分で目立ちませんが、術後１～２か月は赤みがあるので、この間はファンデーションなどでカバーしていただきます。
リフトアップの手術は現在のタルミを改善する手術で、加齢を止めるものではありません。
したがって術後の年数の経過とともに加齢は再び進行します。
＊日常生活
洗顔、洗髪、お化粧は１週間後の抜糸後から可能です。
シャワーは翌日より、入浴は１週間後より可能です。
飲酒、運動は１週間後から可能です。
髪の毛のカラーリング、パーマは術後１か月後から可能です。