横浜で働く美容外科院長の美容整形ここだけの話

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横浜美容クリニック院長 白井邦雄が、美容整形の症例のご紹介や解説、美容整形に関する話題、日々の出来事などをお届けするブログです。

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  • フェイスリフト(切開リフト)
  • 50代の症例
2020.09.22

ネックリフト(フェイスリフト)と二重アゴリフト (画像あり)

「ネックリフト」という施術名はよく聞かれる名称ですが、「二重アゴリフト」は
あまり聞かれない名称ですね。
ネックリフトは文字通り首のタルミを引き上げる切開リフトのことです。
首全体のタルミやチキンネックなどと呼ばれているアゴ下の縦状のタルミを
耳の後ろへ引き上げる切開リフトです。

上の2組の写真は50代女性のフェイスリフトの術前と術後です。
特に首のタルミを重点的に引き上げています。ネックリフト+フェイスリフトと同じです。

アゴ下からフェイスラインにかけてのだぶつきがスッキリと改善しました。
ただし、引き上げる方向が耳後ろから後ろの生え際にかけて、横方向に
引き上げるので、首の横ジワに対しては、多少薄くなる程度の効果です。

上のイラスト、写真の青線、赤線はネックリフトの切開線で、青矢印は引き上げる
方向を示したものです。

これに対して二重アゴリフトは、アゴ下部分のタルミ、だぶつきに対して
行う施術です。
アゴ下部分だけが二重アゴになっている場合、ネックリフトの切開線からは
最も遠い部位になるので、直接アゴ下の部分で横切開して、弛んだ皮膚と
皮下脂肪を取り除く手術です。


上の写真は50代男性の二重アゴリフトの術前と術後です。
切開線はアゴの真下を横に切開します。

上の写真は二重アゴリフトの術後1週間目の抜糸直後の傷跡です。
傷跡はこの後日にちの経過とともに目立たなくなります。

首全体のタルミに対しては、ネックリフトが、
アゴ下の二重あごに対しては二重アゴリフトが有効です。