横浜で働く美容外科院長の美容整形ここだけの話

横浜で働く美容外科院長の美容整形ここだけの話

横浜美容クリニック院長 白井邦雄が、美容整形の症例のご紹介や解説、美容整形に関する話題、日々の出来事などをお届けするブログです。

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  • フェイスリフト(切開リフト)
  • 70代の症例
2019.10.31

ネックリフト(首のタルミ取り) 画像あり

当院の得意な施術であるフェイスリフト(切開リフト)。
リフトアップの手術でも、タルミが気になる部位によって様々な種類があります。

弛み始めた年代で、頬のタルミ、フェイスラインのダブつきが気になる場合は「ミニリフト」。

頬上部や目元の若返り、ホウレイ線の改善には「こめかみリフト」。

頬からフェイスライン、首にかけてのタルミには「フルフェイスリフト」。

首のタルミが気になる場合は「ネックリフト」。

上記の4種類のリフトアップは代表的なリフトアップ施術ですが、他にも
気になる部位に応じたリフトアップ施術があります。

今回はネックリフト(首のタルミ取り)についてお話ししましょう。
切開する部位は上記のイラストのように耳の後ろの付け根から後ろの生え際に沿った
部分ですので、傷跡は目立ちにくいです。

首のタルミが進行すると、首の筋肉(広頚筋)にもタルミが及びます。
首のたるんだ皮膚が縦にぶら下がった状態を「チキンネック」と呼びますが、
放っておくと、このチキンネックにもなりかねません。

上の写真は70代女性のフェイスリフト(切開リフト)の術前術後の首の部分だけを拡大したものです。
フェイスリフト(切開リフト)の手術はネックリフトも含まれているので、首のタルミに対する効果は
ネックリフトと同じです。

ネックリフトの手術で大事なことは、しっかり皮下を剥離することです。
また、広頚筋の筋膜(SMAS)も併せて引き上げなければなりません。
単に弛んだ皮膚を取り除くだけですと、すぐに後戻りしやすいです。
ただし、首の横ジワは、引き上げる方向とシワが平行しているので、大きな効果を
得ることが出来ません。
横ジワに対してはヒアルロン酸の注入を併せて行うことをお勧めします。

首のタルミが気になり、スカーフが手放せなく、着る服にも気を使わなければならない方には
お勧めのネックリフトです。