横浜で働く美容外科院長の美容整形ここだけの話

横浜で働く美容外科院長の美容整形ここだけの話

横浜美容クリニック院長 白井邦雄が、美容整形の症例のご紹介や解説、美容整形に関する話題、日々の出来事などをお届けするブログです。

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  • 目の下脱脂(切らない目の下くま取り)
  • 40代の症例
  • 目の周りのタルミ
2019.03.31

最近の目の下のタルミ取り事情 (画像あり)

「切らない目の下のくま取り(脂肪取り)」は目の下の膨らみの原因である眼窩脂肪を
取り除く手術です。ただし、弛んだ皮膚はそのままです。
他院の経結膜脱脂術(切らない目の下の脱脂術)の広告には、よく「切らない目の下のタルミ取り」
という言葉で表現されていますが、患者さんによっては誤解する方がいらっしゃると思います。
だから、当院では「切らない目の下の脱脂術(くま取り)」のページには「タルミ取り」
という言葉は使用しておりません。
だって、タルミ取りではないからです。

目の下の脱脂術(くま取り)と目の下のタルミ取りの手術は異なります。
目の下の弛みに対しては、目の下のタルミ取りの手術が必要です。
目の下のタルミ取りに関しては、当院HPの目元の若返りのページに記載されています。


上の写真は40代女性の目の下のタルミ取りの術前と術後です。

40代ともなると、程度の差はあれ、目の下の皮膚にたるみがあります。
弛みの要素が多い方に、うっかり脱脂術だけを行うと、中身だけが減りタルミはそのままなので、
目の下の皮膚がシワシワになり余計に弛むことがあります。
また、一時的に弛みが無くなっても皮膚に張りが無いので、奥の眼窩脂肪を押さえることが出来なくて
再び膨らみが再発しやすいです。


上の写真も40代女性の目の下のタルミ取りの術前と術後です。
傷跡もわかりません。
膨らみが無くなっただけでなく、タルミを取って皮膚に張りが出たので、奥の眼窩脂肪を
押さえつける力があり、再発はしません。


上の写真は40代女性の切らない目の下の脱脂術の術前と術後です。
この方は見た目上、タルミが少なかったので、あえてタルミは取らないで
眼窩脂肪のみを取り除きました。
術後は、タルミが残っている感じですが、ふくらみは大分目立たなくなりました。

40代は人によっては「切らない目の下の脱脂術(くま取り)」が適応に
なる場合がありますが、ほとんどの方は目の下のタルミ取りの手術の方が断然適応に
なりやすいです。

当院では、タルミ取りの手術を行った方が良い方に対しては、タルミ取りの手術をお勧めします。
脱脂術だけでも改善する方に対しては、切らない目の下の脱脂術をお勧めします。