以前にもブログでご紹介したことがありますが（２００９年６月２１日）、 埋没法で平行型二重を希望される方は実に多いです。

東洋人の場合、目頭の蒙古ヒダのクセが強い方が多いので、埋没法に目頭切開を
併せて行うと、憧れの平行型二重を作り易くなります。

平行型二重には目頭切開を！というのは皆さんがご存じのようです。

では、目頭切開を行わないで埋没法だけで何とか平行型二重を作れないだろうか？

もちろん、目頭の蒙古ヒダの被さりが無く、西洋人のような目頭であれば
簡単に平行型二重になりますよ。

以下、埋没法だけで平行型二重を作った症例をご紹介します。

術前です　　　　　　　　　　　　　　　　　わぉ～！手術直後なのでパンパンです

手術１カ月後です
直後の腫れがウソのようです。
男前になりましたね

以下、術前、手術直後、１カ月後の埋没法の症例写真をご紹介していきますが、
あえて手術直後のパンパンに腫れている写真を載せるのは、本当のことを
知っていただきたいからです。
埋没法は糸で絞めつけるため、局所の一時的な浮腫として腫れるのです。
でも必ず腫れが引いて希望通りの二重になるのは、術後の写真が証明しています。
「術後は腫れません」というのは、ウソか糸の留め方が緩いかどちらかです。
糸の留め方が緩いと、すぐに元に戻ってしまいます。
当院では元に戻りにくいしっかりした埋没法で行っているので（だから永久保証も
設定しています）、さすがに手術直後はパンパンに腫れてしまいます。

術前です　　　　　　　　　　　　　　　手術直後です。別に睨んでいるわけではありません

１カ月後です
蒙古ヒダのクセがかなり強い方ですが、
ちゃんと平行型二重になっています。

無理だと思われることを可能にしてしまう・・・腕の見せ所です

術前です　　　　　　　　　　　　　　　　　　　手術直後です。腫れてはいますが、
ちゃんと平行型二重です。

１カ月後です
平行型二重は保たれていますね。

術前です　　　　　　　　　　　　　　　　　　手術直後です。麻酔が効いているせいか、
睨んでいるように見えてしまいます。

１カ月後です。
どうです？絵に描いたように綺麗な
平行型二重でしょう。

術前です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　手術直後です
蒙古ヒダのクセがかなり強いです　　　　　それでも何とか平行型二重になっています

１カ月後です。直後は完全に平行型二重になっていましたが、
さすがに蒙古ヒダのクセに負けてしまい、
末広型っぽくなってしまいました。

この症例のように、目頭切開をしていれば平行型二重を維持できたのに、
という例は意外に沢山あります。

やはり平行型二重を確実に作るには、埋没法＋目頭切開がベストです。

女性の術前です　　　　　　　　　　　　　　　　手術直後です
意識的に末広型に近い平行型にしました

１カ月後です
末広型に近い平行型二重の完成です
この方は蒙古ヒダのクセが無く、切れ込んでいる目頭
だったからこそ、埋没法だけで出来た平行型二重です

今回は埋没法のみで無理やり平行型二重を作った症例をご紹介しましたが、
目頭のクセに負けてしまい末広型二重になる場合もあり、不確実です。

確実に平行型二重を作るのであれば、埋没法に目頭切開を併せて行う方が
断然良いと思います。

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