横浜で働く美容外科院長の美容整形ここだけの話

横浜で働く美容外科院長の美容整形ここだけの話

横浜美容クリニック院長 白井邦雄が、美容整形の症例のご紹介や解説、美容整形に関する話題、日々の出来事などをお届けするブログです。

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  • 脂肪溶解注射(小顔注射含む)
  • あご・輪郭
2019.09.01

小顔になりたい 1 (画像あり)

近年の皆さん、特に若い女性の小顔願望は凄いですね。
エラの骨を削ったり、頬骨を削ったり、頬の脂肪吸引をしたり、バッカルファット
(頬の内側の脂肪)を取り除いたり、様々な方法で小顔を手に入れています。
ほどほどの変化で妥協して止める場合は良いのですが、大きな変化を求めて過激な骨削りをしたり、
脂肪吸引を何度も繰り返したりすると、必ずリスクも大きなものになって返ってきます。

一番顕著なリスクは顔の皮膚のタルミです。
過度な骨削りや脂肪吸引を行うと、急激なお顔の内容積の減少で、若い方でも
頬やアゴ下のタルミが生じます。

特に過激なお顔の脂肪吸引は禁物です。
小顔のために受けるとしたら、脂肪溶解注射がお勧めです。
脂肪溶解注射は徐々に脂肪が減っていくので、皮膚のタルミの原因にはなり難いです。


上の写真は小顔注射(BNLS)の注射前と5回目の注射後です。
脂肪溶解注射でも、回数を重ねると、ここまで細くなります。

小顔になる別の方法として、溶ける糸による頬の引き上げでも、シュッと細くすることが可能です。


上図のように表面を特殊な加工をした糸を皮下に入れて、頬の下部を引き上げる方法です。
頬の下半分がきゅっとしまった感じになり、小顔効果が抜群です。

前回のブログでもご紹介したように、当院では最近20代女性のフェイスリフトの手術が
非常に増えています。
20代???
まだたるむ年齢ではないのですが、上記のように骨削りや脂肪吸引などで頬の皮膚が弛んでしまい、
フェイスリフトの手術を受けに来院されるようです。
フェイスリフトの手術を行えば、簡単に元の状態に戻すことは可能ですが、
骨削りや脂肪吸引は、お顔の皮膚が弛んでしまうまで行わないことが肝心です。