【隆鼻術（Ｉ型プロテーゼ）】【鼻尖縮小術】【鼻中隔延長術】
＊本人の希望
団子鼻と鼻の穴を目立たなくさせたい
＊施術概要
鼻先の丸いのを改善するには、鼻尖縮小術が最も効果的です。
鼻先の軟骨を中央に縫い寄せて鼻先を細くする手術ですが、同時に鼻先がやや高くなります。鼻先だけが高くなり、不自然な場合は隆鼻術（Ｉ型プロテーゼ）で鼻全体を高くすると、違和感の無い細くスッキリした鼻にあります。
この方も鼻尖縮小＋隆鼻術（Ｉ型プロテーゼ）の複合手術を行っています。
また、鼻の穴がやや上向きなので、これを改善するために鼻中隔延長術を併せて行いました。
鼻中隔延長術は耳介軟骨を採取して、その軟骨を鼻先に移植し、鼻先を下方に向ける手術です。
したがって鼻の手術の他に、耳介軟骨採取のための耳の手術も行わなければなりません。耳の後ろ側を約３センチ切開して、耳介軟骨を採取します。
また、鼻尖縮小術は鼻中隔延長術も併せて行うため、オープン法で行いました。
術後は鼻の穴も目立たなくなり、鼻全体が細くスッキリしました。
＊リスク、その後の経過
隆鼻術の術後の腫れは３日間がピークで、１週間で約７０％引きます。
人によっては、たまに内出血することがありますが、１０日前後で消えていきます。
傷は鼻の穴の入口よりやや奥の部分なので、目立ちません。
術後３日間はテープによる固定をしますので、この間はマスクなどで隠していただきます。
ダウンタイムは１週間です。
鼻尖縮小術は鼻先だけがやや高くなり、他の部位との段差が生じる場合があります。
その際はＩ型プロテーゼによる隆鼻術でカバーするとよいでしょう。
術後は多少腫れますが、１週間で約７０％引きます。
したがって、ダウンタイムは１週間です。
鼻中隔延長術は耳の後ろの部分と鼻先の部分を縫いますので、抜糸までの１週間は目立ちます。
傷跡は日にちの経過とともに目立たなくなります。
＊日常生活
隆鼻術は自然に溶ける糸を使用しますので、抜糸も通院も必要ありません。
入浴は３日後から可能ですが、シャワーは翌日より可能です。
洗顔、お化粧は１週間後から可能です。
お顔のマッサージ等は１か月間は避けて下さい。
鼻尖縮小術はオープン法は１週間後に抜糸します、クローズド法は自然に溶ける糸を使用しますので、抜糸や通院も必要ありません。
洗顔、お化粧は１週間後の抜糸後から可能です。
鼻中隔延長術と耳介軟骨採取のための耳の手術は１週間後に抜糸になります。
飲酒、運動も１週間後から可能です。