【フェイスリフト】【切開リフト】【切らない目の下の脱脂術】
＊本人の希望
頬の弛みを改善したい
＊この方は年齢の割に弛みが多いほうです。
年齢の割に頬の弛みが多い場合、原因は２つあります。
一つ目は、ダイエットや心労などで急激に痩せてしまった場合。
もう一つは、元々皮膚が薄くて柔らかいタイプ。つまり西洋人のような肌質の場合です。
この方はもう一つ目のタイプになります。
術前の写真を見ると、マリオネットラインが既に出現していますし、頬の皮膚が下垂してフェイスラインが崩れています。
通常３０代であれば、頬の弛みはじめの時期なので、ミニリフト（ミニ切開リフト）が適応になるのですが、マリオネットラインが目立ち、フェイスラインの崩れもあるので、フェイスリフト（切開リフト）を行いました。
筋膜（SMAS)は年齢を考慮して、上部への一方向で軽く引き上げました。
皮下の剥離範囲は基準通り行い、リガメントの処理も咬筋皮膚までしっかり行いました。
術後の写真では、フェイスラインのだぶつきが目立たなくなり、スッキリと細くなりました。
この方のお顔の皮膚は、引っ張ればいくらでも伸びそうな柔らかい皮膚です。
でも、引き上げ過ぎてしまうと不自然になるので、自制心を保ちながら手術しました。
実はこの方のお顔で、もう一つ気になる部分があります。
目の下のくまっぽい膨らみのせいで、疲れている印象が目立ちます。もう一度術前の写真をご覧ください。お分かりになると思います。
目の下の膨らみに関しては、まだタルミの要素は少ないので、「切らない目の下のくま取り（脱脂術）」を行いました。
術後はクマっぽい膨らみが無くなり、目元の疲れた印象が劇的に改善しました。
フェイスリフト（切開リフト）の手術でせっかく若返っても、目元が疲れた印象では、バランスが悪くなってしまいます。目元の疲れた印象も改善して、バランス良く若返ってこそ、綺麗に見えるのだと思います。
＊リスク、その後の経過
術後の腫れは３日間がピークで、１週間で約８０％引きます。
人によって内出血（青あざ）することがありますが、１週間前後で消えていきます。
傷跡は耳の付け根、ギリギリの部分で目立ちませんが、術後１～２か月は赤みがあるので、この間はファンデーションなどでカバーしていただきます。
リフトアップの手術は現在のタルミを改善する手術で、加齢を止めるものではありません。
したがって術後の年数の経過とともに加齢は再び進行します。
切らない目の下の脱脂術は、術後内出血（青あざ）する可能性があります。内出血は７日前後で消えていきます。
＊日常生活
洗顔、洗髪、お化粧は１週間後の抜糸後から可能です。
シャワーは翌日より、入浴は１週間後より可能です。
飲酒、運動は１週間後から可能です。
髪の毛のカラーリング、パーマは術後１か月後から可能です。
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https://www.yokohamabiyou.com/menu/facelift/case03.php