横浜で働く美容外科院長の美容整形ここだけの話

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横浜美容クリニック院長 白井邦雄が、美容整形の症例のご紹介や解説、美容整形に関する話題、日々の出来事などをお届けするブログです。

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  • 40代の症例
  • 目の周りのタルミ
2019.01.23

目の下のタルミ取り (画像あり)

今回は40代女性の症例です。
40代は「切らない目の下の脂肪取り(くま取り)」か「目の下のタルミ取り」か
その方の状態によって異なります。
間違いの無い選択は「目の下のタルミ取り」です。

目の下の膨らみに関して、(眼窩脂肪>皮膚のタルミ)であれば「目の下の脂肪取り」が
適応になります。

また、この方に「目の下のタルミ取り」を行っても問題ありません。
傷跡はほとんど分からなくなるからです。
これに対して、(眼窩脂肪<皮膚のタルミ)の方に「目の下の脂肪取り」を行ってしまうと
中身だけが減り、外側の皮膚のタルミは変わらないので、シワシワの余計に弛んだ
目の下になってしまう可能性があります。

したがって、目の下の膨らみの他にたるみもありそうな場合は、「目の下のタルミ取り」の
手術を行った方が、確実に綺麗になります。



上の写真は40代女性の目の下のタルミ取りの術前と術後1か月目です。
既に傷跡はほとんど分からなくなっています。
この方に「目の下の脂肪取り(くま取り)」を行っていたとしても、おそらく
シワシワの目の下にはならずに膨らみが減少していたと思います。
でも、タルミはそのまま残るので、ここまでキレイに平らにはなっていなかった、と思います。

50代以降の方には迷わず「目の下のタルミ取り」をお勧めしますが、40代の方は
時々、どちらの手術が適応か迷うことがあります。
でも、迷った場合は「目の下のタルミ取り」の手術の方が確実に綺麗になるので、
「目の下の脂肪取り(くま取り)」は第2選択とします。