横浜で働く美容外科院長の美容整形ここだけの話

横浜で働く美容外科院長の美容整形ここだけの話

横浜美容クリニック院長 白井邦雄が、美容整形の症例のご紹介や解説、美容整形に関する話題、日々の出来事などをお届けするブログです。

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  • 目の下脱脂(切らない目の下くま取り)
  • 40代の症例
  • 50代の症例
  • 60代の症例
  • 目の周りのタルミ
2021.06.27

目の下のタルミ取り (画像あり)

切らない目の下のタルミ取り(脂肪取り)が流行っていますが、実際には
タルミを取り除くのではなく、膨らみの原因である眼窩脂肪だけを取り除く手術です。
したがって、この手術は目の下のタルミが少ない方(10代~30代)に
適応になる手術です。
目の下の皮膚のタルミの多い方には向きません。
何故なら、眼窩脂肪(中身)だけが減って、外側の皮膚のタルミはそのまま残るので、
シワシワの余計にたるんだ目の下になってしまいます。

このブログでも何度も何度も言い続けてきた事です。
でも、相変わらず50代以降の方が、切らない目の下の脱脂術を希望されて来院されます。

上の写真も何度も掲載してきた写真ですが、50代女性の切らない目の下の脱脂術の
術前と術後です。
切る目の下のタルミ取りの手術をお勧めしたのですが、ご本人の強い希望で
切らない目の下の脱脂術を行いました。
術前にご本人にも警告したのですが、術後は予想通りシワシワの目の下になりました。

40代以降の方で、目の下の膨らみ、弛みが多い方は、切らない目の下の脱脂術を受けては
いけません。
タルミはそのまま残るので、目の下の皮膚がシワシワになったり、再発もしやすくなります。

上の写真は40代前半の女性の切る目の下のタルミ取りの手術の術前と術後です。
タルミも取り除いているので、シワシワにならず、きれいに平らになりました。
膨らみだけでなくタルミも無くなっているので、再発もありません。
もちろん傷跡もわかりません。

切る手術、というと皆さん傷跡のことを気になさる方が多いですが、
この手術は傷跡がほとんどわからなくなるのが特徴です。
だから、お化粧の出来ない男性も数多く受けられます。

上の写真は60代男性の、切る目の下のタルミ取りの手術の術前と術後です。
この方に切らない目の下の脱脂術を行っていたら、シワシワの目の下になっていた
ことでしょう。

40代以降の目の下のタルミに対しては、脱脂ではなくタルミ取りの手術が
再発もなく、最も効果的なのです。