横浜で働く美容外科院長の美容整形ここだけの話

横浜で働く美容外科院長の美容整形ここだけの話

横浜美容クリニック院長 白井邦雄が、美容整形の症例のご紹介や解説、美容整形に関する話題、日々の出来事などをお届けするブログです。

横浜美容クリニック院長 白井邦雄が、美容整形の症例のご紹介や解説、美容整形に関する話題、日々の出来事などをお届けするブログです。

  • 切らない若返り
  • 30代の症例
2020.02.27

スレッドリフト(切らないフェイスリフト) (画像あり)

スレッドリフトとは、自然に溶ける特殊な加工をした糸によるリフトアップ
手術です。
病院によって様々な名称で呼ばれていますが、基本的に糸の表面のギザギザを
皮膚の裏側に引っ掛けて、タルミを引き上げる方法です。
当院もそうですが、溶ける糸を使用している病院がほとんどです。

切るフェイスリフト(切開リフト)と異なり、弛んだ皮膚が無くなるわけではないので、
たるみがかなり進行した方には適応になりません。
どちらかと言うと、頬がたるみ始めた方に向く施術だと思います。
今までは気にならなかったマリオネットライン、ホウレイ線が、気になり始めた、
という方に適応になります。

この方はまだ30代前半で、頬が少しだけ弛み始めた、という状態です。
ホウレイ線を目立たなくさせたい、というご希望でした。
口角部と口角よりやや上部に左右2本ずつ糸を入れて引き上げています。
左右のホウレイ線(特に左側)が目立たなくなりました。

上のイラストは2本の糸を入れた部位を示したものです。

施術後の腫れも少なく、わずか20分程度で終了するお手軽な若返り施術です。
ただし、頬のタルミがある程度進行した方には、フェイスリフト(切開リフト)の方が、
効果が大きいですし、自然な仕上がりになります。